絶対にやってはいけない!任意売却における禁止事項
2024/07/02
2024年7月2日更新
住宅ローンを滞納し、返済に追われる日々はとても苦しいと思います。私のもとに来る相談者の多くは、この先どうすればよいのか、何をしたらよいかわからず途方に暮れています。そんな状況では、正常な判断をすることは難しいですが、任意売却においてやってはいけないことがあります。この記事を読んで少しでも参考になれば幸いです。
目次
問題は単独で発生していない
相談者のお話をお伺いすると、とても大きな不安や心配に襲われていることが多いです。しかし、住宅ローンの返済が滞る理由は様々です。サラリーマンの方であれば、業績悪化による減給やボーナスカット、リストラや倒産で無職になってしまった、などです。
自営業や個人事業主の方であれば、常に不安定な収入と隣合わせというのが大半です。こうような様々な要因が関係し返済が滞ります。ギャンブルや散財が理由ではない限り、住宅ローンの問題が単独で発生しているわけではありません。
ひとりで悩まないで
お金の問題は非常にデリケートで、簡単に解決できる問題ではありません。周りに相談できる人がいない、信頼できる人がいない、と嘆く相談者が多いことも私は知っています。親や兄弟と疎遠になっており、ましてや知人・友人には相談しづらいでしょう。お金に関わる非常にデリケートな問題であり、住宅ローンを支払えないという恥ずかしさや困惑、先の見えない不安など、相談し辛いことだと理解しています。
ですが、ひとりで抱え込み最善策が思いつくことは絶対にありません。任意売却を解決する一歩目は、誰かに相談することです。周りに相談できる人がいない人は、私にご相談下さい。相談することを躊躇されているなら、まずは匿名でも構いません。
話を聞いてもらうだけで良い
相談する相手が、任意売却に詳しい不動産業者であればよいですが、不動産の知識が無い方には、話を聞いてもらうだけにしましょう。なぜ相談だけで、詳しい話をしてはいけないかというと、知識の無い人からの思い込みや間違った考えを実行し、最悪の状況に陥ったケースがあるからです。それは「競売にかかっても居住権があるから追い出されることはない」と言われ、何も行動しないでいた相談者がいたのです。このブログを読んで頂いている方は、この結末がお分かりだと思います。相談することは大事ですが、「話を聞いてもらうだけ」でも人間のストレスは大きく軽減され、プラス思考に転換できます。
借金で借金を返さない
住宅ローンの返済が滞り、督促状が届いたとき、住宅ローンを返すために消費者金融などからお金を借り、その返済に充てている方がいます。住宅ローンの金利は、不動産に抵当権などの担保登記を設定してある分、数%ですが、消費者金融のそれは無担保で融資をしているため高く、10数%です。金利の低い住宅ローンの返済が滞っているにもかかわらず、さらに金利が高いところから借りて、返済するなど到底不可能です。
冷静に判断できる状況であれば、誰にでもわかる理屈ですが、「どうしても自宅を守りたい」「家族のために家を残したい」という気持ちが先行してしまうのかもしれません。過去には、自宅を売らないで欲しいと懇願している娘さんと、そのお父さんの任意売却をお手伝いをした事がありますので、思い出のある家を死守したいという気持ちは、痛いほどわかります。ですが、それはあくまでもその場しのぎの策に他ならず、家を守る決定的な手段にはなりません。
法外な金利、取立て
抵当権など、担保となるものが無くてもお金を貸している会社は、回収できるノウハウと行動力に自信があるからです。時には、暴力的な発言や、身の危険を感じるような取立ても厭わないでしょう。今でこそそういった取立ては減っていると思いますが、グレーゾーンの取立てを行っている会社からお金を借りてしまった場合、ご本人だけでなく、ご家族の日常が脅かされてしまうかもしれません。
あまりも膨れ上がった借金を前に絶望して、間違った判断を選択しようとする程に思い詰める方もいらっしゃいます。真面目な方ほどその傾向にあるように思いますが、それは決して正しい判断ではありません。ご自身と大切なご家族を守るために何度も申し上げますが、借金を借金で返さないようにしましょう。
勇気を持って、まずはご相談の一歩を
任意売却は「任意」でしか行うことができない対策です。とにかく行動することでしか何もはじまりません。行動を起こせば手を差し伸べてくれる人は必ずいます。
あなたがやっていることはなにも間違ったことでもありません。住宅ローンが支払えなくなったこと、離婚が決まって共同名義で購入したマイホームが不要になったこと、それは誰にも話したくないことかもしれませんが、ひとりで抱え込まないでください。そして、ひとりで悩まないでください。
あなたの状況は放っておけば放っておくほど深刻化、重大化します。この状況を誰かが解決してくれるわけではありません。あなた自身が自分の手で解決しなければならないのです。
勇気をもって、まずは相談の一歩を。そうすれば、きっとあなたがいま思っている「最悪」な結末は避けることができるはずです。
1人で悩むのは今日で終わりにしましょう
任意売却は、法律の知識や経験が必要であり、売却までに時間がかかるため、一般の不動産会社は取り扱いを避けることが多いです。その結果、適切なアドバイスを受けられず、競売へ進むケースが生じることがあります。
住宅ローンの滞納や滞納の可能性が高い状況で、任意売却を検討している方は、任意売却の専門家である「かりゆし」に相談してください。自己破産や競売に至る前に取れる対策は存在します。かりゆしが、債権者(金融機関)と債務者(相談者)の間に立ち、スムーズな取引をお手伝いします。
相談者の多くは、所有されている土地やマンション、一戸建てを手放したくない、または連帯保証人に迷惑をかけたくないとの思いを強くお持ちです。物件を購入した時には、このような状況を想像した人は誰もいないでしょう。
しかし、希望はあります。任意売却の解決のカギは、「早期の相談」です。かりゆしでは、費用がかからない無料相談を行っておりますので、お気軽にお問合せ下さい。大阪での任意売却なら、かりゆしにお任せください。
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株式会社嘉理吉(かりゆし)
大阪市中央区南船場3-7-27 NLC心斎橋4-J
TEL : 06-4708-3563
FAX : 06-4708-3564
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