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任意売却と競売の違いとは?違いを分かりやすく解説します!

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任意売却と競売の違いとは?違いを分かりやすく解説します!

任意売却と競売の違いとは?違いを分かりやすく解説します!

2024/07/02

2024年7月2日更新

目次

    はじめに

    今回は「任意売却」と「競売」の違いについてです。ご相談にくるお客様からもよくご質問をいただく内容です。この記事で詳しく解説していきますが、任意売却と競売では、売却後の人生に大きな差が出てきます。単純に売却価格の差だけではありません。それほど重要な選択になりますので、十分に理解していただき正しい選択を取って頂ければ幸いです。

    勇気を持って、まずはご相談を

    任意売却に特化したかりゆしは、経験と正しい知識で依頼者に寄り添った提案をさせていただきます。大阪の任意売却はかりゆしへお任せ下さい!

    任意売却とは?

    任意売却とは、住宅ローンの返済が困難になった際、競売にかかる前に債権者と交渉し、売却代金で債務の一部を返済する方法です。対象者はローン滞納が続いているが、競売にかけられていない人です。

    特徴として、債権者や金融機関と相談しながら、売却価格を決定し、自主的に物件の売却が可能な点が挙げられます。これにより、競売よりも高い価格で売却できる可能性があるなど、様々なメリットがある売却方法です。

    任意売却のメリット

    任意売却の最大のメリットは、競売を回避できることです。競売にかけられると売却価格が低くなりがちですが、任意売却では一般の買主との取引が可能で、相場価格に近い金額での売却が期待できます。

    売却価格も不動産(自宅)を査定し、債権者と協議の上決定します。また、競売よりもスムーズな手続きが可能で、柔軟な対応が行える点も魅力です。

    他にも

    ・競売より高く売却できる可能性がある

    ・債務者(所有者)の意向を反映できる

    ・売却事情が周囲に知られない

    ・引っ越し費用を捻出できる場合がある

    などが任意売却のメリットです。

    任意売却のデメリット

    一方で、任意売却のデメリットとして、信用情報機関に延滞記録が残ることです。所謂、ブラックリストと呼ばれるものですが、信用情報機関に延滞の記録が残り、その期間は通常7年間と言われています。その間は、新しくクレジットカードを作ったり住宅ローンを組むことができません。

    他には、

    ・売却後、引っ越しまでの期間が短い

    ・連帯保証人に迷惑をかける

    ・期限内に売却できないと競売にかかる

    ・売却後も残った住宅ローンの支払いは続く

    などデメリットも理解することが大切です。

    競売とは?

    競売についてですが、不動産を購入する際、購入者(債務者)はその不動産を担保に住宅ローンの融資を受けます。債権者(金融機関)は、万が一債務者が返済不可能になった時の為に、不動産に「抵当権」などの担保権を設定します。住宅ローンの返済が滞った場合、債権者(金融機関)はこの担保権を行使して、裁判所に不動産競売の申し立ての手続きを行います。

    この場合、債務者は担保となっている不動産を売却し、売却金額を返済に充てる必要がありますが、売却しても住宅ローンを全額返済できない場合は、債務者が自由に不動産を売却することができません。

    大きな違いは売却価格

    任意売却については、こちらをご確認下さい。まず任意売却は競売に比べて、市場で高い売却価格が見込めることがあります。競売にかけられた際、物件の売却価格は市場価格の5割~6割程度に留まると言われています。主に不動産業者などが購入する事が多く一般には出回らない事が多い為、買い叩かれるケースが散見されます。

    一方で任意売却は、一般の市場で販売することが出来るため、市場の8割~9割の価格を保って売却することが可能です。

    自宅を追い出される

    住宅ローンが滞った場合、金融機関は早ければ、遅くても6カ月であなたの所有する不動産を差し押さえます。そうなった場合、あなたの希望など聞き入れられず裁判所主導のもと売却の話が進んでいきます。自宅が競売にかかり売却されると、「このまま住み続けたい」「転居先を見つけるから待って欲しい」と言ったあなたの希望は一切通りません。新たな所有者が決まれば即刻自宅から退去を命じられます。つまり競売は、無条件に自宅を追い出されるのです。

    多額の借金が残る

    先程お伝えしたように競売にかかると買い叩かれてしまい、安価な金額で売却することになります。そうすると売却金額より残ったローンの方が多ければ借金は当然残ったままとなり、おまけに自宅から追い出されて行き場を失ってしまいます。

    プライバシーが保護されにくい

    競売のデメリットは経済的、金銭的な部分だけではありません。一度物件が競売にかけられてしまうとあなたの氏名や住所、どこからいくらお金を借りたのかといった個人情報が誰でも閲覧できる状態になってしまいます。また裁判所等のwebサイトにも掲載される為、近隣や会社の同僚などにも知られる可能性があるのです。任意売却と競売のポイントを下記にまとめました。

    任意売却のポイント

    ・債務者が債権者(金融機関)の同意を得た上で、一般市場で不動産を売却

    ・3カ月ほどの売却期間

    ・プライバシーが保護されている

    ・引っ越しするタイミングを決定できる

    競売のポイント

    ・債権者(金融機関)が法的手段によって強制的に売却

    ・1週間ほどの売却期間

    ・プライバシーが保護されていない

    ・引っ越し日が自動的に決定される

    ・裁判所等のwebサイトに競売物件として掲載される

    任意売却のよくある質問

    費用はどれくらいかかりますか?
    基本的には費用はかかりません。任意売却の場合、仲介会社の仲介手数料は、売却代金の中から配分されます。但し、宅建業社ではない仲介業者に依頼した場合は、正規の仲介手数料を請求できない為、紹介料やコンサルフィーとして費用を請求されるケースがあります。不動産売買における本来の仲介手数料はは、売買代金×3%+6万円+消費税であり、これ以上を仲介手数料を請求することはできませんが、紹介料などの名目であれば高額な費用を請求される可能性がありますので、ご注意下さい。
    任意売却はいつまでできますか?
    競売の開札日前日まで可能ですが、前日までに全ての段取りを終える必要があります。具体的には、1カ月の期間は欲しいです。余裕を持ったスケジュールであれば、任意売却が成功する可能性が高くなります。
    自己破産をしたほうがいいですか?
    必ずしも自己破産する必要はないと思います。年齢や借入状況、収入などを考慮して、計画的な返済方法を組んで返済することをオススメしております。但し、借入が多く返済が厳しい状況であれば自己破産も問題ありません。
    引っ越し代はもらえますか?
    売却代金の中からの配分金として、引っ越し代を認めて頂ける債権者もいます。ただ最近はそれを認めない場合や、債務者がすでに自己破産していることを条件とする場合もあります。債権者によって様々ですので、ご注意下さい。
    毎月の返済額を減らすことはできますか?
    一定期間ですが、月々の返済額を減らすリスケジュールを行ってくれる金融機関はあります。ただし、あくまで返済期間を延長することで月々の返済額を落としたり、利息分のみの支払いで元本返済は猶予といった条件であり、元本自体を免除するわけではありません。根本的な解決にはなりませんので、将来の見通立たないようでしたら任意売却を検討されてもいいかもしれません。
    親族間売買は可能ですか?
    基本的には難しいことが多いと回答しております。親族間や親子間で不動産の売買を行うことは一般的ではないとの判断から、認められないことが多いです。ハードルは高いですが、状況によっては可能です。一度、ご相談下さい。
    残った住宅ローンはどうなりますか?
    任意売却後に残った住宅ローンについては、可能な範囲で返済するか、法的措置を検討するかのどちらかです。重要なのは「可能な範囲」で返済することであり、現在の状況によって可能な返済額が変わってくると思います。毎月の返済額が微々たる数字であっても、誠心誠意の姿勢を見せていれば、債権者も応じてくれます。
    相談は無料でしょうか?
    無料でご相談を承っております。ご自宅へお伺いする際の交通費も必要ありません。お気軽にお問い合わせください。

    勇気を持って、まずはご相談の一歩を

    任意売却は「任意」でしか行うことができない対策です。とにかく行動することでしか何もはじまりません。行動を起こせば手を差し伸べてくれる人は必ずいます。

    あなたがやっていることはなにも間違ったことでもありません。住宅ローンが支払えなくなったこと、離婚が決まって共同名義で購入したマイホームが不要になったこと、それは誰にも話したくないことかもしれませんが、ひとりで抱え込まないでください。そして、ひとりで悩まないでください。

    あなたの状況は放っておけば放っておくほど深刻化、重大化します。この状況を誰かが解決してくれるわけではありません。あなた自身が自分の手で解決しなければならないのです。

    勇気をもって、まずは相談の一歩を。そうすれば、きっとあなたがいま思っている「最悪」な結末は避けることができるはずです。

    1人で悩むのは今日で終わりにしましょう

    任意売却は、法律の知識や経験が必要であり、売却までに時間がかかるため、一般の不動産会社は取り扱いを避けることが多いです。その結果、適切なアドバイスを受けられず、競売へ進むケースが生じることがあります。

    住宅ローンの滞納や滞納の可能性が高い状況で、任意売却を検討している方は、任意売却の専門家である「かりゆし」に相談してください。自己破産や競売に至る前に取れる対策は存在します。かりゆしが、債権者(金融機関)と債務者(相談者)の間に立ち、スムーズな取引をお手伝いします。

    相談者の多くは、所有されている土地やマンション、一戸建てを手放したくない、または連帯保証人に迷惑をかけたくないとの思いを強くお持ちです。物件を購入した時には、このような状況を想像した人は誰もいないでしょう。

    しかし、希望はあります。任意売却の解決のカギは、「早期の相談」です。かりゆしでは、費用がかからない無料相談を行っておりますので、お気軽にお問合せ下さい。大阪での任意売却なら、かりゆしにお任せください。

    監修者・竹本将也

    この記事の執筆者・監修者。当サイトの運営者で、主に任意売却について、実務から得た知見やノウハウを具体的に解説できるよう努めています。任意売却のご相談・売却のご依頼はこちらのフォームから承っております。

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